決裁・物件引渡

2010年12月30日

ついに最後の仕上げ、売主への銀行決裁と物件の引渡しです。

今回は遠隔地のため、銀行の支店同士で決済を行います。

売主さんはご自分が融資を受けた名古屋の地方銀行の支店で待機、こちらは東京の融資元銀行の支店へ出向きます。

決裁は当然のことながら平日。

この日ばかりは休暇をとって会社を休みました。

朝10時、緊張の面持ちで支店へ到着。担当者の前で金銭消費貸借契約書、団体生命保険契約書、預金の振替表に次々と記入していきます。記入する書類が多いのでしまいには手が疲れてきます。

記入を終了して待つこと暫し。

『着金確認が取れました。これで売買が成立しましたよ。』との銀行の担当者。

1棟1億マンション購入までの長い道のりが終了したとの思いでほっとしました。

長い道のりとは言うものの、終わってみればあっけないような、でもこれからは毎月毎月家賃が振り込まれるわけですから、やっぱり大きなリスクをとる決断とそれにしたがって大きく踏み出した一歩の結実という事が出来るのでしょう。

1棟1億超の不動産購入を決意してからちょうど1年、他の人から啓発され、自分で咀嚼し、足で稼いだ情報と他の人のアドバイスを元に考え、最後に決断して、実行するというビジネスの基本がこの1年に凝縮されていました。

それをこの歳になって初めて学び、自分で実行する事が出来たのです。サラリーマンとして立派に経験を積んできたつもりではありましたが、自分でリスクをとる本当の商売とはこれなんだなと実感しました。

銀行を出てからすぐ家内に電話。『無事に決裁が終わったよ。』と報告。今晩はお祝いだ。


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