何故1億超の物件を狙うのか。

2011年2月 6日

【1億超物件のメリット】

融資交渉の手間が少ない
管理の手間が少ない
大きなキャッシュフローが狙える
募集の手間が少ない

【1億超物件のデメリット】

融資交渉のハードルが高い
失敗した場合のリスクが高い

メリデメは以上ですが、1億超の物件を狙っていくそもそもの理由は、不動産投資になにを求めるかによって変わってくるものだと思います。

サラリーマンとしての今の収入に2,3百万上乗せできれば、いざという時にも安心だし、生活にもいくらか余裕が出来る、と考えるなら、1億超の物件を狙いに行く必要はないでしょう。

5000万円程度の物件でも2,3百万のキャッシュフローを得られる物件は探せばあります。

ただ、サラリーマンとしての給与は別として、会社に万一の事があっても十分に暮らしていけるだけの経済的自由を獲得しようと思うとそうは行きません。

給与と同額程度のキャッシュフローを得られれば経済的自由を勝ち取った事になるかというとそれでも心配です。

物件が大きくなればなるほど、維持費用や税金は大きくなりますし、不意の修繕費用が必要になったり、大規模修繕の準備もしていかなくてはなりません。やはり、今現在の給料の2倍程度のキャッシュフローがないと、『経済的自由を勝ち取った』とはいえないのではないでしょうか。

私の場合、年収は1000万円ですから目標はその2倍、2000万円を不動産投資からのキャッシュフローで稼がなくてはなりません。

そうなると5千万円の物件を4棟買っていくというのも考えにくくなるわけです。

専業大家でもないので管理の手間も考えなくてはなりません。

金額が大きくなれば融資交渉が大変になるのは当たり前ですが、サラリーマンの場合融資限度額はあらかじめ決まっていると考えてよいと思います。

スルガ銀行の場合、融資限度額の目安は年収の20倍、年収700万円の場合でも14000万、年収1000万円なら2億円までの借り入れが可能となります。

ただし、年収700万円の人が最初に5000万のアパート1棟を購入し、半年後に9000万のマンション1棟を購入しようとしても『1棟目の実績を見てから』と言われてしまうでしょう。

銀行に実績を認めてもらうまでの時間の機会損失は大きいし、何よりもその頃には銀行の融資姿勢そのものが変わっているかもしれません。

その意味からも最初の1棟で自分の融資限度額に近い物件を狙って行くことにしたわけです。


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